インカ道歩いてきました!

インカ道歩いてきました!

インカ時代、帝国の隅々に張り巡らされていたインカ道。
マチュピチュへ続くインカ道は、きれいに整備されて、トレッキングコースとなってます。

3泊4日のトレッキングが一般的ですが、テント泊はちょっと…という方にお勧めなのが、
1日で歩いて、マチュピチュに到着できるショートトレッキングのコースです。
短くても、「マチュピチュに歩いて到着する」感動がちゃんと味わえます。

先日、このコースを歩いてきたので、時間を追って説明したいと思います。
興味はあるけど、どれくらい歩くの?トレッキング初心者でも大丈夫?と思われている方、参考にしてください。
ちなみに今回は、日本から来た両親と一緒に歩いたので、旅好きシニアの歩くペースとして見てくださいね。

05:30
オリャンタイタンボ駅にて、エクスペディション列車に乗車開始。
トレッキングに必要ない荷物は、ペルーレイルがマチュピチュ村まで運んでくれます。
早めに行って、荷物を預けます。

06:10 
エクスペディション列車出発
ウルバンバ川沿いをマチュピチュ方面へ

07:20
104㎞地点下車(クスコから104㎞という意味です。)…標高2200m

DSCN1649

橋を渡ってウルバンバ川の対岸へ。

DSCN1652

(ガイドのブラウリオと)

ここにあるコントロールにてチケットとパスポートのチェックを受けます。
お手洗いに行ったり、歩く準備を整えます。

DSCN1656

07:40
トレッキング開始!
歩き始めるとすぐに、右手に遺跡が現れました。
チャチャバンバという遺跡です。

DSCN1659

遺跡を見学しながら、少し時間つぶしをしました。
一緒に列車を降りた、バリバリ歩けそうなグループには先に行ってもらい、
私たちはその後をゆっくり歩き始めます。

谷間を流れる川沿いから、ゆったりとした登り道が続きます。
実はこの道、インカ道ではなく、地面に埋もれたインカ壁の上を歩いています。

DSCN1664

08:30
1時間くらい歩いたところで、最初の休憩所到着
屋根とベンチがあり、みなさん水分補給をしたり、おやつを食べたりしています。
私たちも塩飴なめて、体力回復!

休憩所を過ぎて山を回り込むと、正面の山肌に張り付くように二つの遺跡が見えました。

DSCN1679

左がウイニャイワイナ、右がインティパタの遺跡です。
今日のハイライトでもあるウイニャイワイナが見えたことで、やる気も上がります!

09:40
ジグザグの上り道で、少し疲れてきたところで、2つ目の休憩所到着
太陽も高くなってきて、暑いです。
しっかり水分補給もして、次へ進みます。

ウイニャイワイナがすぐそこまで近づいてきました。
DSCN1687

ここからは少し下って、沢を渡り、向かいの山へまた登ります。

10:30
谷に向かって下りていくと、水音が聞こえてきました。
滝に到着です。
taki
手や顔や頭を洗って気持ちいい~!
ウイニャイワイナ目前ですが、ちょっと休憩です。

11:00
ウイニャイワイナ到着…標高2650m
DSCN1705

遺跡の下側に到着します。
トレッキングを続けるには、この段々畑を登らなければなりません。
DSCN1711

300段くらいの階段ですが、遺跡の見学をしながら、ゆっくり登ります。

リャマもいますよ!
DSCN1714

遺跡の上に到着。上から見ると、マチュピチュに負けず劣らずの空中都市です。

DSCN1717

インカの時代の重要な建物や都市は、山の上の行きにくい場所にあることが多いのはどうしてでしょう?
宗教行事などに使われる神殿は、太陽に近いところに作られたと言われています。
スペイン侵略時代には、インカ道さえ隠してしまえば、山の上にある都市を守ることができたとも。

ところで、そろそろお昼時です。
以前は、遺跡内で食事をしても大丈夫だったそうですが、
今では監視の目が厳しくなっているので、もう少し先のキャンプ地まで歩きます。
キャンプ地にて、お手洗いも利用できます。

12:20
他の人たちより少し遅れての到着だったため、景色の良い所や日陰はすでに満席。
キャンプ地の出口のコントロール付近でやっと、座れるところが見つかりました。
ナオツアー特製のおにぎり弁当をいただきます!

16-08-12-12-38-48-903_photo

13:00
荷物が軽くなって、お腹が重くなって、トレッキング再開です!
ここから太陽の門までは、平坦なところが多く、歩きやすくなります。

しかし、太陽の門に到着する少し手前で、ものすごい階段が待っています。
ガイドのブラウリオは、普段アメリカ人のお客さんと歩くことが多いようですが、
彼によると、この階段はグリンゴ・キラーというそうです。
※グリンゴとは、白人系の外国人を意味するスラング。

DSCN1738

這うようにして登る大階段です。
グリンゴ・キラーを登り切ったら、太陽の門まであと少し!

15:00 
太陽の門(インティプンク)到着…標高2720m
この門をくぐったら、もうマチュピチュが見えます!

DSCN1742
3人そろって、せーのでくぐるよ!

ジャーン!

マチュピチュ遺跡、ワイナピチュ山、バス道のハイラムビンガムロードが一望できる、太陽の門からの景色です。

マチュピチュ遺跡、ワイナピチュ山、バス道のハイラムビンガムロードが一望できる、太陽の門からの景色です。

景色を見ながらしばらく休憩。

自分の足でマチュピチュに来ました!
インカ時代の人たちと同じように、歩いてここまで来ました!

いつまでも眺めていたい景色でした。
30分以上、景色を眺めていました。

でも、マチュピチュ遺跡の閉まる5時までに、ちょっとでもマチュピチュ内部を!と最後のラストスパートです。
目の前に見えているマチュピチュに向かって、30分くらいの下り坂。

16:15
おなじみのこの辺りに到着。…標高2400m

DSCN1767
まだ時間があったので、見張り小屋の方に登ったり、写真を撮ったり。
人も少ない時間帯で、静かなマチュピチュ遺跡を堪能。

16:50
係員による追い出しが始まったので、退場。
バスでマチュピチュ村に下りて宿泊です。

インカ道104㎞地点からのチケットで、翌日もマチュピチュ遺跡に入ることができます。
(ワイナピチュやマチュピチュ山に登りたい場合には、別途チケットの購入が必要)

トレッキング当日は、よっぽどペースが速くない限り、マチュピチュ遺跡の観光時間はゆっくり取れません。
1日目はマチュピチュに到着するのみ、2日目にマチュピチュ遺跡観光と、ゆったりした日程を組みましょう。

トレッキング時間は7時間ほど、高低差は500mくらいです。
3000mを超えないので、高山病の心配もあまりありません。

自分の足でマチュピチュへたどり着く感動、そしてウイニャイワイナ遺跡のおまけまで付いてきます。
(私は結構、ウイニャイワイナ遺跡が気に入りました!)

一味違ったマチュピチュへの旅、皆さんも体験してみませんか?